日本プルーフポイントは5月31日、サイバー攻撃の動向をまとめた調査レポート「2023 State of the Phish」を発表した。メールを介したサイバー攻撃が巧妙化していることや、ランサムウェア攻撃による被害が拡大傾向にあることなどを明らかにした。調査は、日本を含む7カ国のビジネスパーソン7500人、15カ国のITおよびITセキュリティ担当者1050人からの回答と、顧客から寄せられた情報などを基にまとめている。
MFAフィッシングでは、「AiTM(Adversary in the middle)」と呼ばれる手法を用いる攻撃者が増えているとした。AiTMは、正規サイトのログイン画面をミラーリングした偽装サイトにメールを使いユーザーを誘導。偽サイトはプロキシサーバーの役割を果たし、ユーザーが多要素認証に成功すると、セッションCookieなどの認証を通過した状態のデータを搾取する。
日本プルーフポイントは5月31日、サイバー攻撃の動向をまとめた調査レポート「2023 State of the Phish」を発表した。メールを介したサイバー攻撃が巧妙化していることや、ランサムウェア攻撃による被害が拡大傾向にあることなどを明らかにした。調査は、日本を含む7カ国のビジネスパーソン7500人、15カ国のITおよびITセキュリティ担当者1050人からの回答と、顧客から寄せられた情報などを基にまとめている。