AI開発は現時点では主に大企業を中心に行われているが、同社はスタートアップということもあり、大手との接点が生まれにくい現状がある。同社Business Development Departmentの上江田喜行・Partner Alliance Managerはプログラムの意図について「われわれではカバーしきれない大手の顧客に対しても価値を提供したい」と説明する。パートナーにとっても自社の製品やサービスとの組み合わせによるクロスセル、アップセルが期待できる。
現時点では20社程度のパートナーの獲得を目指す方針だ。Business Development Departmentの塚本賢一郎・Managerは「ある程度リーチできれば、深い関係を構築していきたい」と話す。将来的にはAIの普及による市場拡大を見込み、ベンチャーや中小企業に強いパートナーとも組むことを想定している。
(藤岡 堯)