K Programは、先端的な重要技術を育成し、日本が国際社会で確固たる地位を中長期的に確保し続けるため、国が定めたビジョンや開発構想に基づき、研究開発を実施することを目的としている。また、今回の課題が採択された研究開発構想は、将来多数の小型無人機の利活用と空域の安全性確保を両立させることを目指している。例えば、複数の小型無人機が連携して、被災地、インフラやプラントなどの構造物、高圧線周辺などの電磁波影響がある場所といった、未知な環境や複雑な環境、非GNSS環境でも情報収集や救援支援などの任務を遂行可能な高度な自律制御・分散制御技術を備えることが挙げられる。