具体的には、利用範囲拡大では、オンプレミスやレガシーシステム、IaaSまで幅広く動作環境をカバー。メインフレーム/オフコン/Linux/Windowsなどのプラットフォームを継続サポートしている。コンテナ環境の接続にはAmazon ECSやRed Hat OpenShift対応のコンテナプラットフォーム版も提供する。さらに、HULFTの設定やログ情報を従来の内部保持から外部DB化に変更することで、利用状況に応じたシステムの負荷分散構成を構築可能となった。
運用性向上では、新圧縮方式である「Zstandard」を採用し、データ転送性能を従来比約1.4倍高速化したほか、コンテナプラットフォーム版では実際に利用した時間で利用料を支払う従量課金制を採用した。また、オンプレミスやクラウドに分散する複数のHULFTを、REST APIやウェブ画面で統合管理するミドルウェア「HULFT10 API Gateway」を提供する。