24年末には統合開発環境である「Mendix Studio Pro」の日本語版の提供を開始しており、国内でのさらなる普及に弾みをつけたい考えだ。ただ、パートナーの対応が追いついていない面があることから、東田シニアマーケティングマネージャーは、「パートナーをどんどん増やしていく」と述べ、現在、シーメンスの別製品を扱っているパートナーのラインアップにMendixを加えるなど、拡大施策を進めるとした。日本語での認定資格試験もスタートしている。
このほか、セミナーでは、AIアシスタント機能の「Mendix AI Assistance」(Maia)についても説明。開発におけるアドバイス、プログラムのロジック構築やデータ構造作成のためのサポートなどを可能とし、開発スピードの大幅な向上といった効果が期待できる。ユーザーコミュニティーに関する報告もあり、近年はアジアでの活動も活性化しているとした。
(藤岡 堯)