ニュース

電子情報技術産業協会、新会長に三菱電機の漆間氏が就任 「ソフト開発力が勝負を左右する」と強調

2025/06/19 16:00

 電子情報技術産業協会(JEITA)は6月3日、記者説明会を開き、新会長に三菱電機の漆間啓・社長CEOが就任したと発表した。漆間会長は「世界中で不確実性が高まる中、これに対抗するには国内の労働生産性の低さの改善が喫緊の課題」と指摘。その上で、「ソフトウェア開発力が勝負を左右する」と強調した。製造業に対しては国内発のDX成功事例の創出を後押しする。
 
漆間 啓 会長

 漆間会長はデジタルサービスの外国への支払額が収益を超える「デジタル赤字」に触れ、「スマホアプリなどBtoCの分野と同じ道を歩まないために、BtoBの分野におけるDXが重要だ」と訴えた。自動車産業におけるSDV(Software Defined Vehicle)の普及とともに、さまざまな領域でソフトの重要性が高まると見ており、漆間会長は「キーワードはソフト開発力。いわゆる『Software Defined X』の時代に突入しつつある」との認識を示した。

続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。

(登録無料:所要時間1分程度)

新規会員登録はこちら(登録無料)

会員特典

詳しく見る
  1. 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
  2. メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
  3. イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
    SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。
  4. 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!
  • 1

関連記事

回復基調の国内PC市場の今 迎える特需の先を見据えた策は

電子情報技術産業協会、新会長にパナソニックHDの津賀氏が就任 サプライチェーン強化で「仲間づくり」呼びかけ

電子情報技術産業協会 2024年は特需の始まりに、モバイルノート型がけん引か

外部リンク

JEITA=https://www.jeita.or.jp/