ニュース

ラクス、AIエージェントの開発を加速 メール製品に実装予定、「楽楽精算」でも展開へ

2025/06/26 16:00

 ラクスは自社製品へのAIエージェント導入を急ピッチで進めている。メール共有管理システム「メールディーラー」では、7月中にメール文章の自動作成エージェントの提供を予定し、さらなる機能追加も予定する。主力の楽楽シリーズでも本格展開に向けて準備を進めており、5月には経費精算システム「楽楽精算」の事業統括部内に開発専門組織を設置した。中村崇則社長は「生成AIに対応しなければ、(市場で)劣後してしまう。速度を上げてサービスを実装したい」と意欲を示す。
(藤岡 堯)
 
中村崇則 社長

 ラクスは2024年末にAI機能の開発に関するロードマップを公開している。ロードマップではより自律的に動くAIエージェント関連の記載はなかったものの、市場のAIエージェントに寄せる期待の膨らみやLLMなど技術進化による実現性の高まりを受け「ラクスとしてもスピード感をもって対応する」(中村社長)との考えから、サービスへの実装、開発体制の構築に乗り出した。

続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。

(登録無料:所要時間1分程度)

新規会員登録はこちら(登録無料)

会員特典

詳しく見る
  1. 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
  2. メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
  3. イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
    SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。
  4. 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!
  • 1

関連記事

【2025年 新春インタビュー】ラクス 請求業務の電子化を強力に推進する

ラクス、楽楽シリーズへのAI導入を本格化 25年9月にも「精算」に入力補助機能

ラクス、請求書受領の電子化サービスを発売 楽楽シリーズの基盤活用し顧客取り込む

外部リンク

ラクス=https://www.rakus.co.jp/