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シーエーシーが米Datadogとパートナーシップ契約を締結

2025/10/16 11:42

 シーエーシーは10月15日、米Datadog(データドッグ)とのパートナーシップ契約を締結を発表し、同日からアプリケーションシステムの障害を予兆検知する「Datadog Proactive Monitoring」を提供開始した。障害の予兆を早期に把握することで、システムの信頼性とサービスレベルの向上に寄与する。

 シーエーシーが企業のアプリケーション環境全般のシステム運営を代行する「CACマネージドアプリケーションオペレーションサービス(マネージドAOS)」のラインアップの一部としてDatadog Proactive Monitoringを提供する。マネージドAOSのほかのサービスと組み合わせることで、アプリケーション運営全体を統合管理できるとした。

 データドッグのAI機能を活用して監視し、通常時とは異なる現象や予兆を自動検出して運用者に通知する。AIによる予兆監視で検知した異常箇所を分析調査し、ボトルネックとなった箇所の特定と改善方針の提言まで行う。

 相関分析可能なダッシュボードも提供することで、サービスの品質やパフォーマンスに関する重要な数値指標や、ビジネスに影響するSLO(サービスレベル目標)を一元的に可視化して管理できる。
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外部リンク

シーエーシー=https://www.cac.co.jp/

Datadog=https://www.datadoghq.com/ja/

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