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CAC identity、スタートアップ起点に100億円創出 事業多角化や合弁事業、M&Aにつなげる

2025/10/09 09:00

週刊BCN 2025年10月06日vol.2077掲載

 CAC Holdings(CAC-HD)グループで新規事業を担うCAC identityは、▽IT系スタートアップ▽合弁事業やM&A▽海外商材の仕入れ販売―の三つを柱として、2030年をめどに売上高100億円を目指す。IT系スタートアップでは、主にグループ社内から募った新規事業22件がすでに進行中で、企業や団体との協業も50件余りに達している。既存事業の延長線上ではない事業領域にも積極的に進出し、「グループ全体の事業多角化や合弁事業、M&Aのきっかけにしていく」(中西英介社長)と話す。
 
中西英介 社長

 IT系スタートアップでは、例えば画像認識やデータ分析の技術を応用して、養殖魚の資産価値を算定し、養殖魚という“動産”を担保として金融機関の融資審査に役立ててもらうサービス「FairLenz」が挙げられる。25年1月に長崎県で設立した事業会社を通じて、実際に養殖場を運営してノウハウを取得するとともに、養殖業者や金融機関のニーズを探る取り組みを行っている。

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シーエーシー=https://www.cac.co.jp/

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