(電子)証明書のポリシー(CP:Certificate Policy)、CPSとは証明書を発行する認証局の運用規程(CPS:Certificati on Practice Statement)である。 これは、証明書をパスポートに例えると、CPは旅券法に相当する規定で、証明書の発行根拠(例えば提出書類)や適用範囲および義務と責任などを規定するもの。 一方、CPSは旅券事務所などの事務・運用・設備等の規程に相当する規定で、認証局がどのような安全仕様に基づいて運営されているかなどを規定するものである。 なお、CP/CPSは、別々の規程にする場合もあれば、1つの規程にする場合もある。
利用者が証明書や認証局の安全性やその適用範囲等を確認するためには、まずはCP/CPSを調べる必要がある。従って、一般に、CP/CPSはホームページなどで公開されている。*1、The Internet Engineering Task Forceの略で、インターネットソサエティのもとで国際標準であるインターネットプロトコルを決める組織*2、RFCとはRequest for Commentsの略で、この和訳はhttp://www.ipa.go.jp/ security/に掲載されている