「飛躍」

奥田陽一社長

 2007年は飛躍の年にする。当社はデータセンター事業を得意とするCRCソリューションズ(CRC)と06年10月1日に経営統合、新生・伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)としてスタートした。中期的には連結売上高4000億円、純利益200億円を目指せる基盤ができた。これは旧伊藤忠テクノサイエンスの昨年度(06年3月期)連結売上高の1.7倍近い規模だ。業界トップグループの中核企業になるべく事業拡大を加速させる。

 SI業界は、総合化と専門化の二極化が進展中で、当社は経営統合によって総合ベンダーとしての地位をより確かなものにする。総合ベンダーのなかでも、今後は他社のビジネスモデルとは異なるユニークな地位をより際立たせる。

 たとえば旧CRCが得意とするデータセンター事業と当社の営業力、システム構築力を活用したオンデマンド型の新しいサービス事業の強化などが考えられる。

 07年1月15日にはこれまで分散していた拠点を集約してソフト開発センターを併せ持つ新しいオフィスを都内に開設する。ソフト開発の共通基盤を併せて整備し、新生CTCの一大開発拠点としたい。

 ソフト開発や運用サービスを伸ばしつつもハードウェアやパッケージソフトなど製品販売の売り上げ規模を維持、旧CTCの戦略も引き継ぐ。世界に張り巡らせた情報網を駆使し、最先端の製品をタイムリーに国内の顧客に提供。これに経営統合によって増強したSIや運用サービスの力量を足し合わせて、顧客満足度の向上に努める。