変革を加速

木村高志 社長
 変革を加速していくことが、ビジネスで勝ち残るキーワードになる。2012年でたとえれば、ユーザー企業にとってBCP(事業継続管理)やDR(災害復旧)絡みがコスト増になる一方、クラウドやシェアードサービス、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)がコスト削減に効果を発揮する。さらにビジネスを拡大するための戦略的部分がデータ分析能力の向上ということになるだろう。状況によってコストの増減やビジネス拡大の要素は変わるが、当面はこの三つをうまくバランスさせることが、当社にとっても顧客にとってもプラスになる。

 2012年1月中には、都内3か所の事業所を江東区木場の「東京ビジネスセンター(TBC)」に集約する予定だ。集約に伴って事業会社の統廃合を含めた構造改革を実行するとともに、業務プロセスの徹底した見直しによって効率化を図る。そして、一段と品質の高い経営を実現できるよう取り組む。また、約500人ほどが集結するTBCの事業所は、BCPの観点から耐震性が高い建物を選定した。

 TBCでは、まずはBPOやシェアードサービスなどの業務改革を自ら実践し、ここで得た知見にもとづいて、コンサルティングやITサービスを展開する。効率化には限界はないと考えており、組織構造や業務プロセスの変革を自ら率先して加速していくことで、顧客企業のビジネスを成功に導く。