一体感

齋藤光仁 社長
 個人事業主の技術者約2000人を主体としたSIerである当社が掲げる2012年のキーワードは「一体感」。大型ソフト開発案件は減ってはいるが、それでも昨年度(2011年8月期)は取扱高ベースで増収を確保した。個人事業主であるパートナーと当社営業部門が密接に連携し、たとえ案件が小振りになっても、数をこなすことでビジネスの伸びにつなげた。このパートナーとの一体感をより強めることで、2012年も成長を持続していく。

 2011年9月からは、起業支援制度を立ち上げた。個人事業主は“ひとり親方”で、自主独立の精神が旺盛だが、これまで会社として支援する体制がなかったからだ。この制度ではすでにネット通販や出版業向けのシステム構築などで起業した当社パートナーに、資金面やオフィスの間貸し、営業連携といった有形無形の支援を始めている。

 パートナーの会社が成長するには開発リソースが必要になるわけで、巡り巡って当社パートナーの“新たな就業先”の創出にもつながる。2000人規模の個人事業主からなる当社のビジネスモデルは、日本で唯一の存在。この強みをさらに伸ばすためには、すぐれた技術をもつパートナーに一人でも多く集まってもらう必要がある。勉強会やセミナーなどの学びの場を提供して、パートナーの成長を通じて事業拡大を目指す。