年頭所感

【2012年 年頭所感】 ブラザー販売

2012/01/19 20:40

週刊BCN 2012年01月16日vol.1415掲載

総合プリンタメーカー

片山俊介 社長
 輸出が約8割を占めるブラザー工業は、円高や欧州不安などの影響を受けたものの、全体として新興国を中心にして順調に成長している。2011年はとくに、国内市場がこれをけん引していた。ブラザー販売では、主力のプリンタ事業でインクジェット製品の伸びが顕著で全体の売上ベースで、昨年に比べてプラス成長した。しかし、レーザープリンタとカラー機が期待したほど伸びていない。

 2012年は、インク、レーザーの両面でプリンタ製品のラインアップを拡充するほか、11年5月に発売した高性能でサポート体制を強化したハイエンドモデル「ジャスティオ プロ」を使った販売チャネル施策の充実を図り、「総合プリンタメーカー」に変貌する。

 当社のプリンタ事業は、大手家電量販店経由を中心に従業員5人程度のSOHO向けに販売を伸ばしてきたが、2012年に向けて10人規模の顧客まで市場を拡大する。「ジャスティオ プロ」は、パートナー契約した販売会社専用の上位機種。診療所や薬局など特定分野の顧客をもつパートナーが、他の業種業態へ横展開できるように製品・サービスを拡充するのが目的だ。

 2012年のSOHO市場は、置き換えや追加設置が増えると予測している。また、他社の上位機種から節電や小型化を目的としたダウンサイジングも進む。当社は、その領域を確実に獲得していく。
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