進化

山口俊昌 社長
 ERP(統合基幹業務システム)である「GRANDIT」の受注が大きく増加している。とくに製造業からの引き合いが多い。景気が沈むなかでこれまで抑えていたIT投資の反動だと捉えている。海外拠点の展開を見据えて、基幹システムを刷新しようという動きを受けて、多言語対応の「GRANDIT」が支持されたのだろう。

 地域でみると、関西と九州に力を入れた結果、引き合いが倍増した。首都圏よりも伸びている。関西に多い中堅規模の製造業はIT投資をかなり抑えてきたが、プロモーションの効果が大きいのだろう。このほか、グループ企業での導入が2.5倍、平均導入本数が2倍近くになった。財務会計システムだけを導入して徐々にモジュールを増やすのではなく、統合型で導入する事例が中堅企業でも目立つようになっている。

 2013年に、創立10周年を迎える。過去10年間はERPとしての性能を高めようとしてきた。これからは、企業向けソリューション、サービスの総称として「GRANDIT」を打ち出していく。インフォコムグループとして「進化」をキーワードに掲げているが、当社にとっては2013年から本当に意味で「進化」を遂げることになる。そのために、SIer中心のコンソーシアムの枠組みを広げて、より企業の経営基盤を支える役割を担うつもりだ。例えば、グループ企業での導入が増えているので、コンサルティングに強いサービスパートナーを募っていく考えだ。