コンソーシアムのセカンドステージ

山口俊昌 社長
 お客様のIT投資の姿勢が明らかに変わりつつある。東日本大震災を受けて、事業継続計画の観点からクラウド利用についての問い合わせをかなり多くいただくようになってきた。加えて、これまで野放図にやってきた企業グループのITガバナンスの強化に取り組む動きが顕著にみられ、明確なルールのもとで基幹システムを再構築しようとしているのだ。

 親会社がSAPなどの大型ERPを導入してグループ子会社に「GRANDIT」を展開する場合と、主要ユーザーよりも売上高が若干大きい年商500億円から1000億円規模の企業が「GRANDIT」でシステムを統一するケースがみられる。

 クラウドはかなり浸透していくだろう。お客様は、コスト削減や自動的なアップグレードなどというクラウドの特徴に価値を見出している。「GRANDIT」は、プライベートクラウド環境で提供し、コストを劇的に削減する。この2年で着実に成果を上げてきた。例えば、オンプレミスで稼働していた中堅企業のお客様では、動作検証から移行までわずか2か月間しか要しなかった。

 「GRANDIT」を市場に投入したのは2004年だったが、コンソーシアムの構想開始は2002年。2012年は次の10年を見据える最初の年と位置づけている。次のステージが始まる「コンソーシアムのセカンドステージ」を迎え、新たな取り組みに着手する。