2割の変革・5年で一新

浜野一典 社長
 2013年はグローバル展開に力を入れる。富士通のグループ会社と連携しながら進めていく。例えばドイツ語圏では、環境経営情報サービス「SLIMOFFICE」をドイツ語に対応させて、現地グループ会社から「Fujitsu Eco Track」として販売する。インドでは、現地グループ会社が地場企業に向けて販売している製品を日本語に対応させて、日系企業に向けて拡販する。また、海外で拠点の設立を検討している。シンガポールなどにある現地グループ会社のデータセンター(DC)を借りて、海外のお客様のリソースをそこに集約して運用サービスを展開する予定だ。

 ただ、グローバル事業を本格展開するには、国内ビジネスで確実に利益を上げていく必要がある。だから、現在は約6%である国内での経常利益を3年後には8%にしたい。国内はDC事業が中心で、現在16拠点にDCを設置している。10年12月に開設した横浜DCは、2100ラックのうちすでに4分の3が埋まっていて、現在は同等規模の新棟を建設中だ。DC事業者が増えて、供給過多という意見もあるが、大震災に耐えられるような最新鋭のDCは、実はまだ50%ほどしかない。災害リスクを懸念するお客様は多く、DCビジネスは堅調に伸びていくはずだ。

 このほか、DCでのLCMサービス(IT運用管理)やクラウドサービスに注力する。まだ社長就任から半年ほどだが、毎年2割ずつ会社を変えていって、5年後には会社を一新したい。