年頭所感

【2013年 年頭所感】 日本情報通信

2013/01/24 20:40

週刊BCN 2013年01月21日vol.1465掲載

ハイバリュー・インテグレーションの推進

野村雅行 社長
 クラウドサービスを突き詰めれば、アプリケーションの優劣で価値が決まる。当社はこうした価値の高いアプリケーションソフトをハイバリューソフトウェアと位置づけ、重点的に販売に取り組んでいる。クラウド上でのシステム構築は「クラウド・インテグレーション」といわれるが、当社はハイバリューソフトをクラウド上に展開する「ハイバリュー・インテグレーション」を推進して、ワンランク上のビジネスを目指す。

 NTTと日本IBMの折半出資の当社は、IBMの有力商材を多数取り揃えている。折しも日本IBMは垂直統合型の新アーキテクチャ「PureSystems」系列の大型商材を続々と投入しており、顧客からの関心度も非常に高い。例えば、ハイバリューソフトウェアの代表格であるデータウェアハウス・アプライアンス「Netezza(ネティーザ)」関連では、複数の確度の高い引き合いがユーザーから来ている。また、アプリケーション・プラットフォームである「PureApplication System(Pure AS)」商材では、日本IBMのビジネスパートナーのなかで、当社が最も早く受注にこぎ着けた。

 今年度(2013年3月期)、ハイバリューソフトウェアを活用したビジネスの当社売上高全体に占める比率は、前年度比で約3ポイント拡大して、10%ほどに拡大する見通しだ。引き続きハイバリューソフトウェアを軸に付加価値の高いビジネスを伸ばしたいと考えている。
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