岡本浩一郎 社長
 4月の消費税改正とWindows XPサポート終了は大きな追い風になると期待していて、2014年は数十%の成長を目指している。

 この1年間、「弥生会計」の製品としての消費税改正対応はもちろんのこと、リリースの前倒しや、カスタマセンターの大幅な増床、人員の拡充・教育を行ってユーザーサポートの体制を整えるなど、備えを適切に進めてきた。総合的にみて、健全に成長しているという手応えを感じている。

 とはいえ、手放しで喜べる状況でもない。リスクに目を向けつつも、必要以上に慎重になりすぎず、まさに「正しく恐れて」適切な手を打っていくことが大事だと考えている。

 2014年の3月付近に需要が集中しすぎると、例えば量販店にどの程度の在庫をもってもらうべきなのかという問題などが出てくる。ユーザーには、できるだけ早めに対応してもらうように、アウトバウンドやDMなどで積極的に働きかけていく。

 また、消費税特需のピークの後についても備えなければならない。2015年10月の消費税改正対応製品の配布と保守サービスを提供する「“あんしん”キャンペーン」を積極的にPRし、ユーザーと継続的におつき合いできるビジネスを構築する一方で、中期的な戦略商材として、2014年1月に第二弾の「白色申告」提供を開始する「弥生オンライン」の訴求も強化する。さらに、パートナーの会計事務所とのコミュニケーション強化も推進していく。