
角一幸 社長 小規模法人向け会計システム「e21まいスター」が、順調に伸びている。2013年9月末の段階でユーザー数は約2万3000社、その4割が新規ユーザーという状況だ。期間限定で非常に大胆な価格政策を採っているので、すぐに売り上げの伸びに貢献するというわけではないが、中長期的にみて非常に楽しみな領域だ。さらに、中堅企業向けのプライベートクラウド型財務会計システム「FX4クラウド」も好調で、ユーザー数は3400社に達した。複数拠点の経理情報を本社からリアルタイムに、しかも一括してモニタリングしたいというニーズが高く、他社システムからの乗り換え案件が多い。
いずれも、開発パートナーで、販売パートナー、導入コンサルタントでもあるTKC会員の会計事務所との密接なコラボレーションの成果だと思っている。2012年に中小企業庁が、中小企業の経営計画策定とスムーズな資金調達を支援する「経営革新等支援機関」の認定制度をスタートさせたが、約1万9000の認定機関のうち、TKC会員がその3分の1を占める。このように、会計、税務、経営管理の高度なスキルをもったプロ集団のサポートが、ユーザーからの評価を高める大きな要因になっているので、引き続きコラボレーションを強化していく。
市町村向けでは、自治体クラウドの案件を連続して受注している。クラウドサービスの実績とノウハウには自信をもっており、2014年も積極的に案件の獲得を狙う。