田中靖哲 社長
 情報サービスと収納代行サービスという二つの事業の柱に加えて、クラウドサービスを早期に3本目の柱に育てたい。グーグルの有力パートナーとして、「Google Apps」の導入企業数を順調に増やしている。2013年10月にNTTドコモと業務提携し、面的拡大への道筋もつけた。成長のスピードをさらに上げる。

 岐阜県土岐市に建設した東濃データセンターの稼働も順調で、ホスティングサービスや、コンビニ収納など既存サービスのインフラとして活用が進んでいる。これからの事業を支える重要な施設として期待している。

 一方で、既存の情報サービス事業も好調だ。当社が得意とする中古車オークションシステムで大型案件が進行中であるほか、公共関連の受注もあり、開発案件は非常に盛況。2015年はこれに加えて、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)への取り組みを加速する。具体的には、2014年9月にM&Aで当社グループに加わったガーデンネットワークとのシナジーを追求していく。同社は石油販売会社向けの勘定系や情報系のシステム販売で大きな実績があり、当社も全国1000か所のガソリンスタンドの情報処理を請け負っている。次世代のエネルギー業界の情報処理を担ううえで、ガーデンネットワークのグループ入りは大きな力になると確信している。

 いずれの事業にも共通するのは、ストックビジネスの比率を上げていくという方針だ。現状でも、売り上げの6割はストックビジネスによるものだが、2020年までには8割程度まで引き上げたい。