田村和豊 社長
 コンサルティングを起点として、システム開発から保守・運用までを提供する「フルサポート」のビジネススタイルに手応えを感じている。コンサルティング部門を立ち上げて約2年。コンサルティングの経験者を積極的に採用してきたことで、現在では20人規模の部隊に成長した。

 コンサルティングを起点とすると、顧客が抱えている課題がみえてくる。それはIT分野に限らない。ITにかかわる部分では、次にSI部門がシステム構築を進めて、運用フェーズへとつなげていくことになる。「フルサポート」としているのは、そのためだ。また、コンサルティングは起点になるだけでなく、5年、10年と顧客をサポートしていく。こうしたサービスを提供できるのは、当社だけだと自負している。コンペは負け知らずで、顧客の評価も高い。

 関西電力グループの一員である当社は、関西電力からの売り上げが約75%になる。以前は90%ほどだったので、外販を増やしてきた証しだが、今後はさらに70%にまで下げていきたい。ただし、電力分野では豊富な実績とノウハウがある。さまざまな分野に展開しているが、電力分野ではナンバーワンのITベンダーでありたい。

 電力業界は今、電気事業制度改革によって、新規参入する企業が増えた。既存の電力会社も、新しい制度にあわせてビジネスを見直している。また、関西電力をはじめ、国内の電力会社が海外で発電事業を始めるようになる。いずれにせよ、電気事業にはITの活用が不可欠。電力業界の変化をチャンスと捉えて、大きく飛躍していきたい。