田中啓一 社長
 新しいデバイスやテクノロジーが、どんどん生まれている。エンタープライズITの世界でも、これまでのソリューションの延長ではない、新たなソリューションをつくることができるチャンスが多い。

 その意味で、2015年は、既存の商品にとらわれないNew Solutionをキーワードにする。

 2015年は、前年と同様に「グローバル対応」と「サービス化へのシフト」をテーマに、事業を推進する。グローバル対応では、2015年度中に東南アジアに拠点を構えることを検討している。場所はシンガポールが有力。2014年に東南アジアの国をいくつか回って海外ビジネスに参入できる余地があると感じた。海外でも通用するソリューションをつくって、攻め入りたいと思っている。

 一方、サービス化へのシフトは、私が社長に就任してから一貫して進めている戦略。従前のSIビジネスとは異なる、クラウドを中心としたサービスビジネスを継続的に強化する。

 最近、パブリッククラウドを販売する若い企業が増えてきたが、私たちがそうしたビジネスに参入しようとは思わない。日本事務器の強みは、お客様の業務を知り尽くしているからこそ提供できる、各業種に最適化したソリューションだ。パブリッククラウドを単純に販売するのではなく、日本事務器の業務ソリューションと、汎用的なクラウドを上手く融合させた新たなソリューションを開発して、提供していくつもりで、そこに私たちが果たすべき役割がある。