入部泰 社長
 当社は、2014年、ユニファイドコミュニケーション(UC)などネットワーク系の構築に強いネットマークスを統合し、クロスセルに力を入れた。旧ネットマークスのお客様に仮想ストレージといったネットワーク以外の製品を提案して、現在、約500件の案件が動いている。2015年は、これらの案件をクロージングし、売り上げにつなげたい。

 2015年4月、親会社の日本ユニシスと合わせ、新しい中期経営計画がスタートする。これまでは計画通りに成長を遂げてきたが、ビジネスはいつもいいときばかりではない。とくに、インフラ構築の事業は波が激しい。そんななかにあって、2015年に重点的に取り組みたいのは、既存商材の「進化」と新しいサービスの「創造」によって、競争力を高めることだ。私は2014年の秋、米カリフォルニア州のシリコンバレーに出張し、最新の技術トレンドはどんなものか、自分の目で確かめた。大きな可能性をもつと実感したのは、ソフトウェアによってネットワークやデータセンターインフラを制御する「Software Defined~」のテクノロジーである。実際の事業化はまだこれからだと捉えているが、この分野で技術力を磨き、通信キャリアなどに対しての提案活動を進めながら、ビジネス化を図っていく。

 2020年の東京五輪に向けて、ビルの建て替えが進み、その周辺で、必ずITの需要が出てくると判断している。進化と創造をかたちにして、ITのニーズにしっかり応えたい。