視点

IoT(Internet of Things)はどこへ行く?

2015/11/12 16:41

週刊BCN 2015年11月09日vol.1603掲載

 2000年頃のパソコンが、10年頃にはスマートフォンになり、いよいよ最近ではUSBメモリくらいの大きさになった。基本ソフトウェアも、オープンソフトウェア化が進展した結果自作でおもしろい小型・高性能機器を創作できるようになってきた。これを、最近はIoT(Internet of Things)と呼んでいるようだ。すべてのデバイスが、最先端の無線通信技術でインターネットに接続され、膨大な量のデータが、インターネット上に展開されているデータセンター内のサーバーに転送され、ビッグデータ解析が行われ、さまざまなサービスが創成されるとともに、実空間の管理と制御が行われ、スマートなインフラが実現するというビジネスストーリーだ。

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