
ITビジネス情報誌
最新号 2025年06月09日付 vol.2062
SPECIAL FEATURE
[特集]デル、年次イベント「Dell Technologies ...
vol.2062
2025/06/11 09:00
長年の不摂生が祟り、私は半年ほど前の深夜に救急搬送され、3カ月間の入院生活を余儀なくされた。左足が不自由になり歩行が困難になったことで、入院後1週間ほど経過した頃から、歩行訓練のリハビリを受けることになった。印象深かったのは、担当の理学療法士からの指導である。左足首が動かなくても、自分の手で左足首を動かしながら、頭の中で動くイメージを強く持つようにと告げられた。頭の中で念じながら脳神経回路網のトレーニングを続けることで、やがて脳神経回路網は再構築され、左足首を再び制御できるようになるという。これぞ深層学習だと我が身をもって実体験した次第である。
vol.2061
2025/06/04 09:00
今日の私たちの生活に、AIはすでに欠かせない存在となりつつある。しかし、AIがその可能性を解き放つためには、より自然でシームレスな人間とのインタラクションが必要である。そこでかぎとなるのがスマートグラスだ。
vol.2060
2025/05/28 09:00
2025年3月、デフレで低落した鋼材を買い付ける日本のお客さんを連れて中国の大連、瀋陽に出張してきた友人に、現地の現実を伝えてほしいと依頼した。
vol.2059
2025/05/21 09:00
生成AIをはじめとするAIの急速な発展により、各国で規制の枠組みが整えられつつある。4月14日に開催された国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)の総会で、中央大学の実積寿也教授から世界のAI規制に関する動向を伺う機会があった。AIの利便性が高まる一方で、個人情報の乱用、フェイクニュースの拡散、著作権侵害などのリスクも増大している。促進と規制の間で各国が揺れ動いている現状が解説された。
vol.2058
2025/05/07 09:00
クラウドの普及や内製化の拡大など、SI事業者を取り巻くビジネス環境は激変している。営業は従来の「工数・モノ売り営業」や「ソリューション営業」から脱却し、新たな営業スタイルである「提言営業」へと転換が求められる。合わせて、それを支える技術知識の獲得、顧客事業への貢献という意識も必要だ。以下の3点がポイントになる。
vol.2057
2025/04/30 09:00
先日、ある自治体の行政施設を訪れた。竣工したばかりとあって明るく広々しており、仕事がしやすそうな環境だと感じたが、通された会議室に入ってギョッとした。部屋全体で床板のすき間から無数のLANケーブルが飛び出ている。聞くと、機密性の高い情報を取り扱うこともあるため、無線LANの使用が禁止されているという。打ち合わせや作業で職員がこの部屋に集まった際は、各自がケーブルを会議机の上に引っ張り上げて、持ち込んだPCに接続しているのだ。
vol.2056
2025/04/23 09:00
生成AIと著作権に関する全3回のパネルディスカッションが3月17日に終わった。第3回では週刊BCNの日高彰編集長にモデレーターをお願いし、IT業界のビジネス動向を踏まえたパネルディスカッションとなった。基調講演は「生成AIと行政の取り組み」として、内閣府科学技術・イノベーション推進事務局と、文化庁著作権課から担当者にお話いただき、国が生成AIに対してどう取り組んできたか、法律上の論点やその背景の考え方など、詳しく説明いただいた。動画アーカイブと講演要旨は、コンピュータソフトウェア著作権協会のWebサイトから閲覧できる。
vol.2055
2025/04/16 09:00
vol.2054
2025/04/09 09:00
米テキサス州オースティンで開催された世界最大級のテクノロジーカンファレンス「SXSW 2025」。今年の展示や議論から見えてきたのは、テクノロジー産業における明確な価値観の転換だ。
vol.2053
2025/04/02 09:00
先日、かながわサイエンスパーク(川崎市)でスタートアップ企業10社の報告会があった。参加した経営者の多くは20~30代、カタカナと英語を使った社名が目立ち、展開する事業の多くはAIとIT。全員が巧みな話術を駆使し、そのプレゼン技術には目を見張るものがあった。