溝口泰雄 社長兼CEO
 2015年は順調に推移した。サーバーや仮想化、ストレージ、ネットワークなどはデータセンターを中心に案件を獲得した。タブレット端末も順調に拡販できた。SaaSも新規顧客の開拓を実現した。これら、すべてが2ケタ成長を遂げている。このようななかで、ディストリビュータとしては単に製品を流通するのではなく、注力製品を選んでデマンドをつくることが重要だ。そういった意味では「フォーカス」という言葉がキーワードにふさわしい。

 15年春に、Dropboxと業務提携してセキュアな法人向けオンラインストレージサービスの「Dropbox Business」を提供するようになった。このサービスを、さまざまなベンダーが採用するようになった。販売パートナーにとっては、クラウドでインテグレーションを実現したサービスと位置づけており、ハブのような存在になっている。これにより、ユーザー企業も順調に増えている。また、16年はセキュリティ対策を含めて「DaaS」に対するニーズが高まるだろう。ある自治体が低コストかつ短期間で導入できるということで、採用を決めた例も出ている。DaaS関連は、クライアントだけでなくシステム全体を網羅するため案件自体が大きい。販売パートナーにとっても、ビジネスとして旨みがあると捉えている。

 グループで販売に力を入れ始めている「Pepper」も法人利用が拡大する可能性を秘めている。このように、製品をフォーカスして市場をクリエーショしていく。