野上義博 社長
 2015年度(16年3月期)は、景気は緩やかな回復基調をたどりつつも、前々期のWindows XP買い替え需要の反動減が続く厳しい状況から始まった。そのような市場環境のもと、メーカー・販売パートナー様との協業により、今後さらに成長が見込まれるタブレット端末・スマートフォンといったモバイルデバイスビジネスの土台づくりや、数年来注力してきた教育市場における実績が拡大し、今後の事業発展に布石を打つことができた。

 16年は、ICT投資を控えていた企業においても、Windows XP買い替え需要の反動が薄れ、ICT投資が徐々に回復すると思われる。一方、クラウドやモバイルデバイスの普及、IoTビジネスの拡大に伴い、新たな製品やサービスが登場することで、ICT流通におけるビジネスモデルも変化していくことが考えられる。市場の変化に対応し、スピード感をもって柔軟に対応することが必要とされている。

 当社においては、以前から掲げている「地域密着・顧客第一主義」を基本にしつつ、成長分野であるモバイルデバイスへの取り組みを強化するのはもちろんのこと、パソコンにも引き続き拘っていく。また、クラウド、モバイル、IoTといった分野においても、市場の動きを敏感に捉え、メーカー・販売パートナー様との協業体制を一層強化し、新たな価値を提供することで市場を創造していく。業界全体を活性化させることで、メーカー・販売パートナー様とともに、さらなる成長を目指したい。