西崎 宏 社長
 2015年度(16年3月期)上期は前年比増収増益となり、よかったと評価できる。しかしそれは当社に限った話ではなく、IT業界全体として好調ななかにいるからであって、当社が変わったからではない。15年のキーワードとした「提案力の強化」も手ごたえがないわけではないが、まだまだ変わったとはいえない。社員一人ひとりが自ら意識的に、より創造的な働き方を実践していくことが、ひいては提案力の強化につながるのではないだろうか。そこで、16年は「働き方の改革」をキーワードとして掲げる。

 実際に、15年度下期から帰宅時間宣言カードや出退勤時間のインターバル制、年休の取得計画などを制度化して取り組んでいる。まだ現時点ではどのくらい勤務時間を短縮できるのか様子見の段階だが、少しずつ効果が表れてきているようだ。また、女性が働きやすい環境づくりにも力を入れており、15年10月に、東京労働局より女性の活躍を推進している企業として表彰された。引き続き、このような活動を推進していくとともに、社員のワークライフバランスの改善に取り組み、成果を挙げることを目指す。

 16年度は、中期経営計画の要である、親会社JFEスチールの製鉄所システム刷新プロジェクトが本格的に動きだす。このプロジェクトを通して当社の総合力を最大限に発揮すると同時に、ノウハウや知見を蓄積して、新たなソリューションやIT基盤サービスの開発、より高収益な事業構造への転換を図っていきたい。