年頭所感

【2016年 年頭所感】 OKIデータ

2016/01/21 20:40

週刊BCN 2016年01月18日vol.1612掲載

平本隆夫 社長
 特定の業界に絞り込んで、バーティカルなソリューションを提案していくビジネスモデルの構築に本腰を入れ始めたのが2015年だったが、評価は得られてきているという手応えがある。

 5年くらい前を振り返ると、当社のビジネスはハードウェアの仕様を追求すれば顧客の利益につながるという考え方が支配的で、ハードウェア志向、プロダクトアウトの発想だった。しかしもはや、プリンタベースのビジネスといえども、お客様の業務プロセス、ワークフローを改善していくソリューションが求められるようになった。

 そうした新しいソリューションの象徴的な例として、15年末、不動産業の店舗向けに、物件情報のチラシに印刷する帯を自動認識して張り替えるアプリケーション「帯ガエ」をリリースした。これは社内研修から生まれたアイデアで、ハードウェアと組み合わせた顧客視点の新しい価値を提供できた好例だと自負している。

 15年4月には、マーケティング本部に新たに「オフィスソリューション」「デザイン」「流通」「医療」という四つのビジネスユニットをつくり、業種別に効果的なマーケティングができるように組織も改編した。帯ガエのような商材のイノベーションをさまざまな産業分野に向けて展開していくとともに、各業種に強みのあるSIerなどとの協業強化を図り、パートナー網を充実させる。一方で、ソリューションといえども、当社のハードウェア活用を前提としたものなので、ビジネス向けプリンタで通年シェア10%という目標も引き続き重視していく。
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外部リンク

OKIデータ=http://www.oki.com/jp/