宇佐美愼治 社長
 基幹業務ソフトの「SMILE」シリーズは、マイナンバー制度の施行にともない給与計算が伸びている。2015年の春以降、増収増益が続いているが、セキュリティをしっかり守りながら対応していく方針は変わらない。ただし、こうした制度対応だけでは、お客様にとってコストがかかるばかりで、本当の利益を生む提案にはならない。今春以降は、基幹系の見直し提案を強化する。SMILEシリーズのカスタマイズや個別システムの構築に対応する開発支援ツール「Custom AP Builder(CAB)」を使って、パッケージには盛り込まれていない分析機能を提供するといった案件が伸びているので、その価値をしっかりマーケットにアピールしていく。

 さらに、親会社である大塚商会が提供するマイナンバーの収集・保管・利用・廃棄の一連の業務プロセスを網羅した「らくらくマイナンバー対応システム」の開発も受託したが、そのコア技術である「機密情報自動付与システム」は、特許も取得している。社内で自由にアイデアを出し合い、製品化していく事例をもっと増やしていきたい。

 また、当社の体制として、15年10月、同じ大塚商会グループの企業で、受託開発を中心事業とし、基幹系システム導入のコンサルも行うアルファシステムと合併した。これまでOSKは名古屋と仙台に拠点がなかったが、アルファシステムとの合併により、この空白地域を埋めることができた。「1+1=3」になるように、シナジーを高めていきたいと考えている。