ミニマル・テクノロジーズでは、ウェブサイトを多言語対応させることが可能な開発ツール「WOVN.io(ウォーブン・ドット・アイ・オー)」を提供。一からシステム構築するよりもコスト負担が少なく、手軽に利用できることを強みとしています。
Company Data会社名 ミニマル・テクノロジーズ
設立 2014年3月
所在地 東京都港区
事業概要 WEBサイトの多言語化管理システム「WOVN.io(ウォーブン・ドット・アイ・オー)」の運営
URL:http://minimaltech.co/ja/ 「WOVN.io」って何?
林 鷹治
代表取締役
ウェブサイトの多言語対応を実現する開発ツールです。
WOVN.ioでは、多言語化したいウェブサイトのURLを画面に登録後、管理画面上で翻訳し、1行のコードをヘッダーに挿入することで、サイトを複数の言語に対応させることができます。
言語は最大27か国語に対応。また、翻訳に際しては機械翻訳だけでなく、自身で柔軟に表現を変えることが可能なほか、オプションとしてプロに翻訳を依頼することも可能
です。
何が新しいの?自社で構築・運用するのと比べ、コスト負担を減らすことができます。
これまで、ウェブサイトの言語対応を行う際には、新たに長い期間をかけてシステムを構築して保守・運用するとともに、翻訳作業を行う必要がありました。一方で、ミニマル・テクノロジーズが提供するWOVN.ioの導入作業はシンプルなため、開発者なしに「最短5分」という短時間でサイトを多言語化できることがメリット。こうした導入のしやすさがポイントとなっています。また、コーポレートサイトのようなコンテンツが固定されたサイト(静的コンテンツ)だけでなく、メディアやECサイトなどの閲覧者ごとに表示が変化するサイト(動的コンテンツ)に利用できることも特徴です。
どんなビジネスモデルなの?公開ページ数に応じた月額料金で利用できます。
公開ページ数(15/100/1万ページ、その他カスタマイズ)に応じた月額料金プランを用意しています。15ページはお試し利用向けで、100ページの「スタートアップ」プランは静的コンテンツを翻訳対象としています。1万ページ対応の「ビジネス」プランでは3言語に対応し、静的/動的コンテンツの両方に対応。さらに大規模なウェブサービスに対してはカスタマイズが可能です。林鷹治代表取締役は、「観光、ホテル予約などのインバウンドや越境ECのユーザーが多く、動的なサイトほど(一から構築するより)コストメリットが出てくる」と説明します。
よろしくミニマル・テクノロジーズ
「もともとは趣味から始まった」(林代表取締役)という多言語開発ツールのWOVN.io。2014年夏に提供を開始し、今では「8000ドメイン以上に導入されている」といい、多くの引き合いを得ています。
今後は、自動返信メールの多言語対応や、レイアウト編集機能、自動翻訳の精度向上をはじめ、よりマーケティングに効果的な機能を追加・向上させていく予定とのこと。世界中で使ってもらうことを目指し、将来的には世界中のウェブサイトのうち、30%での利用を目指します。
ミニマル・テクノロジーズは「WOVN.io」でイッポ前へ!