「コネクテッドホーム(スマートホーム)」と呼ばれる、家のIoT化が米国で進んでいるといいます。Connected Designは、スマートホーム普及を目指し、一般消費者向け、法人向けにIoTサービスを展開しています。
Company Data会社名 Connected Design
設立 2015年11月
所在地 東京都世田谷区
事業概要 (1)ホームオートメーションをはじめとした個人向けIoTサービス用ハードウェア、ソフトウェアの企画開発、調達および販売
(2)店舗・オフィス・ホテルなどの法人向けIoTサービス用ハードウェア、ソフトウェアの企画開発、調達および販売など
URL:http://connected-design.jp/ どんな会社なの? 
新貝文将
代表取締役社長
個人向け、法人向けにスマートホームのIoTサービスを提供しています。
Connected Designは、ケーブルテレビ事業者のイッツ・コミュニケーションズ(イッツコム)とニフティ、東京急行電鉄の三社によるジョイントベンチャーです。家のなかにあるさまざまなものがインターネットにつながり、遠隔でコントロールできるスマートホーム大手の米Icontrol Networksと提携しており、同社のシステムをベースとしたIoTサービスを個人・法人に対して提供しています。
具体的には?IoTサービスを提供するためのハードウェア、ソフトウェアを企画開発・提供しています。
一般向けには、イッツコムが提供するIoTサービス「インテリジェントホーム」向けを中心に、スマートフォンを用いて遠隔制御できるハードウェアを提供。ラインアップは、IPカメラやモーションセンサ、照明やエアコンといった家電と連携する家電リモコン、暗証番号やカード、スマートフォンの操作で開錠できるスマートロックなどがあります。
法人向けとしては、ホテルや貸会議室、オフィス、民泊事業者などに対してサービスを提供。例えば、使用可能な日時を指定した鍵の開錠権限をメールなどを通じて提供することで鍵の受け渡しの手間を省いたり、スマートロックの開錠によって部屋の利用を確認することなどが可能になる、セキュリティと運用の効率化を実現するサービスがあります。
ビジネスの状況は?現時点では先行して提供していた一般向けが中心です。
新貝文将社長によると、「ビジネスの手ごたえはある」とのこと。現在は一般向けの売り上げが多いですが、法人向けも「商談が増えており、今後は逆転するかもしれない」と、可能性を大きく秘めているようです。今後は新たなハードウェアや新ソリューションの開発などに取り組み、国内でコネクテッドホームを実現するものとしてデファクト化することを目指します。
よろしくConnected Design
仕事が終わって家に帰ると、照明が点灯し、エアコンで室内の温度も快適――ちょっとした手間で済むことでも、全部自動で整っているとありがたいもの。Connected Designではホーム向けIoTハードウェアを提供し、これらを実現しています。
また、これは一般向けだけでなく、法人向けにも適用可能。部屋の鍵管理や室内設備のスマート化は、事業者の業務効率化とともに、ユーザーの満足度向上にも“つながる”ものだと思います。Connected Designは「コネクテッドホーム」でイッポ前へ!