プリンタ/複合機とIoTを活用したサポートサービスを開始したのは2016年12月のことだ。遠隔モニタリングシステム「NETEYE」を利用し、ネットアイチップを内蔵したプリンタ/複合機のデータをネットアイセンターに自動送信する。送信できるデータは、カウンターの自動検針、エラーや紙づまり、トナーの残量などだ。届いたデータをもとにサポートサービスを提供する。例えば、エラーやジャムのデータを受信したら、ネットアイセンターから顧客に電話連絡し、復旧サポートを行う「モニタリングサービス」や、トナー残量が少なくなると交換用のトナーカートリッジを自動で配送する「カートリッジお届けサービス」、プリンタの稼働状況を専用ポータルサイト上で確認できる「稼働状況Web確認サービス」などを提供する。レーザープリンタやSOHO向け複合機の「Remote Service for Satera」、大判プリンタの「Remote Service for imagePROGRAF」を用意し、申し込みをすれば無償で利用できる。