フォトシンスは、スマートロック製品「Akerun」を開発・提供している企業です。創業当初は家庭向け製品を展開していましたが、近年は法人向けの「Akerun Pro」の提供に注力しています。
Company Data会社名 フォトシンス
設立 2014年9月1日
所在地 東京都品川区
事業概要 (1)IoT関連機器の研究開発(2)スマートロック「Akerun」と「Akerunオンライン鍵管理システム」の開発・提供
URL:http://photosynth.co.jp/ どんな会社なの? 
河瀬航大
代表取締役社長
法人向けのスマートロック製品を提供している会社です。
フォトシンスは、スマートロック製品「Akerun」を開発・提供している企業です。創業当初は家庭向け製品を展開していましたが、近年は法人向けの「Akerun Pro」の提供に注力しています。
Akerunの特徴は、扉の錠に張り付けるだけで設置でき、工事費用をかけることなく利用できることです。開錠はFeliCa、Mifare対応のICカードやスマートフォンで行うことができます。
法人向けに提供するAkerun Proでは、電子錠本体のほか、ICカードを読み込む「NFC Reader」、扉の開閉を認識する「ドアセンサー」、AkerunをネットにつなぐためのIoTゲートウェイ「Akerun Remote」をワンセットで提供。また、管理画面の「Akerun Manager」では、入退室履歴の管理や、遠隔でのカギ操作、時間帯・曜日を指定したカギの発行、権限の付与・削除などが行えます。河瀬航大社長は、「カギの開閉スピードや、ICカード対応、PC用の管理画面など、法人が求める機能に対応している」ことを強みに挙げています。
どんなビジネスモデルなの?直販中心。今後は間接販売にも力を入れていきます。
初期費用無料で、月額1万5000円から利用可能。現在までに約2000社の導入実績があります。10~300人規模の中小企業からの導入が多く、最近では入退室時刻の把握ができることから、大企業からの引き合いも増えているようです。
今後の方向性は?3年後に1万社の導入が目標です。
製品面では、データの活用方法を模索していきます。河瀬社長は、「今収集しているデータで、オフィスの利用状況や社員の働き方などがわかる。これにさらに価値を見出して、活用できるようにしたい」と話します。また、システム連携などのニーズにも応えていくとのこと。3年後に1万社の導入を目指す」(同)としています。
よろしくフォトシンス
創業のそもそものきっかけは、大学の友人たちとの飲み会で、「カギを紛失したときの不便さ」について語り合ったこと。「スマホでカギが使えたらいいのでは」との思いに至り、あくまで「趣味として」、開発しました。それがメディアに取り上げられたことで話題になったため、起業に至ったのだそうです。「まずは徹底的に広げたい」と、スマートロックへの置き換えに意欲を燃やしています。フォトシンスは「Akerun Pro」でイッポ前へ!