企業の採用活動において、優秀な人材の獲得や採用後の内定辞退・離職を防止するためにも、自社が求める人材を適切に見極め、呼び込むことが重要になります。シングラーでは、一人ひとりに合った採用を設計でき、採用活動を支援するサービスを提供しています。
Company Data会社名 シングラー
設立 2016年11月1日
所在地 東京都渋谷区
事業概要 ・HR Techを用いた人材分析プラットフォーム「HRアナリスト」の企画、開発、運営
・インターネットサービスの企画、開発、運営
URL:https://singular.co.jp/ どんな会社なの?
熊谷 豪
代表取締役CEO
人材分析プラットフォーム「HRアナリスト」を開発・提供しています。
HRアナリストは、人事の採用活動を支援するサービスです。「人材分析」「エンジニアタイプ分析」「ワークスタイル分析」の三つの分析メニューを用意しています。
人材分析では、採用応募者の思考パターン、人柄、行動特性などを分析してタイプごとに分類。一人ひとりに適した採用プランや面接方針、志望度を上げるトピック、面接官・リクルーターとの相性などを教えてくれます。また、機械学習(プレミアムプランで利用可)を用いると、蓄積した採用情報をもとに、独自の人材分析ツールとして発展させることも可能です。
応募者は、10分程度で完了するアンケートに答えるだけでOK。企業側はHRアナリストのアカウントを発行後に、人数無制限で利用できる社員用のアンケートに回答してデータを収集することで、サービスを活用できるようになります。
また、エンジニアタイプ分析では、エンジニアの応募者向けに特化した人材分析を行います。ワークスタイル分析では、応募者の理想とする働き方を可視化して、採用活動に役立てることが可能です。
導入実績は?試験導入として7社が利用しています。
HRアナリストは8月末に正式リリースしたばかりで、中小企業を主なターゲットとして展開していく方針。「中小企業ほど採用に課題がある。低コストで人を採りこぼすことなく、いい人材の確保を支援したい」と、熊谷豪代表取締役CEOは話します。
ただ、正式リリース前の試験導入では、IT系の大企業などが利用。データ分析や採用トレーニングなど、大企業ならではの利用ニーズがあるそうです。
今後の方向性は?「自社だけの成長する人材分析ツール」を目指します。
データを蓄積して、「自社だけの成長する人材分析ツール」として利用してもらえるように、サービスの質向上を図っていきます。また、これから販売も本格化していきます。サービスとしては、「3年で2万社の導入」を目指す意気込みです。
よろしくシングラー
通算11年にわたり、企業の人事や採用コンサルタントとして採用活動に携わってきた熊谷代表取締役。これまでの経験から、「海外と比べ、日本の企業では社内における人事のプレゼンスが低い」と感じているそうです。「相手を理解し、パーソナライズして口説くことが欠けている会社が多い」といい、それをツールとして実現し、「自分の仕事をなくそう」という思いを込めて、生まれたサービスがHRアナリストです。シングラーは「HRアナリスト」でイッポ前へ!