イッポまえだのよろしくスタートアップ
<イッポまえだのよろしくスタートアップ>(52)総集編 スタートアップ×AI
2017/09/27 09:00
週刊BCN 2017年09月18日vol.1694掲載
おかげさまで、本連載開始から1年以上が経過し、登場いただいたスタートアップの数も50社を超えました。突然ですがここで一旦、これまでを振り返ってみたいと思います。それぞれが特色あるビジネスを展開されていますが、なかでも「人工知能(AI)」は多くの企業がコアとする技術でした。
AIで新たな価値を提供 AIは言わずもがな、今IT業界でホットなキーワードの一つです。画像や音声、テキストなど、あらゆるデータを解析して新たな価値を生み出すことができるテクノロジー。スタートアップにおいても、AIを活用した自社製品・サービスを提供する企業は多くあります。 ABEJAは、ディープラーニングを用いてデータ収集・解析などを行うPaaSの「ABEJA Platform」を開発。小売店向けに多くの実績をもっています。今年3月にはシンガポールに子会社を設立したほか、7月には製造業向けのパッケージ提供を始めるなど、ますます事業展開を加速させています。 マツリカは、AIを搭載したSFA「Senses」を提供。過去の営業情報をAIが解析して、次にとるべきアクションを提案してくれます。営業パーソンの業務を支援してくれるツールです。最近では、「Sansan」「サイボウズ ガルーン」といった外部サービスとの連携も実現するなど、より便利なものへと進化しているようです。チャットボットに注目!? AIを活用した「チャットボット」に取り組む企業も多かった印象です。自社サービスにチャットボットを組み込んでいる企業、チャットボットのツールそのものを提供している企業、さまざまあります。これまで登場していただいた企業では、Nextremer、hachidori、空色、ZEALSなど。問い合わせ対応やマーケティングを効率化し、人材コストの削減やユーザーフレンドリーな対応の実現を図っています。 また、ビジネスチャットサービス「direct」を提供するL is Bは、とくに“現場向け”に特化したサービス展開を行うことで特色を示し、大企業を中心にユーザーを獲得しています。チャットボットを開発できる「daab SDK」で、directと外部サービスをつなぐ専用のチャットボットを開発することもでき、幅広い活用が見込めます。アルゴリズムを開発 AIのアルゴリズムを開発し、企業との共同研究などに取り組むスタートアップもいます。本連載では、SOINN、エクサインテリジェンス、エイシングなどに登場いただきました。 これらの企業に共通しているのは、大学発の技術が反映されていること。大学研究室発の会社であったり、産学連携で技術開発を行っています。画像処理や機械制御など、それぞれの強みを生かした分野で実績を上げています。
おかげさまで、本連載開始から1年以上が経過し、登場いただいたスタートアップの数も50社を超えました。突然ですがここで一旦、これまでを振り返ってみたいと思います。それぞれが特色あるビジネスを展開されていますが、なかでも「人工知能(AI)」は多くの企業がコアとする技術でした。
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