DATUM STUDIOは、データサイエンティストとして活躍する酒巻隆治代表取締役と里洋平取締役によって、2014年に設立された会社です。人工知能（AI）を使った、顧客のデータ活用や新規事業創出の支援を行っています。

 
どんな会社なの？

AIを活用して何かの未来の予測を手がけています。

　AIを使って顧客のデータ活用を支援しています。Skypeを使ったオンラインでの相談や、実際に同社のデータサイエンティストが月2～4回の頻度で顧客企業へ訪問するコンサルティング、データ分析基盤・AIの構築、データサイエンティストの養成研修など、AIを使ったデータ活用に関するサービスメニューを用意しています。

　会社としては、酒巻代表取締役や里取締役をはじめ、データ分析やAIに関する書籍を執筆しているメンバーが複数在籍していることが特徴です。里取締役によると、社員は現時点で110人まで拡大し、売り上げは「毎年3倍増」とのこと。設立以来、勢いをもって成長し続けています。

これまでの実績は？

業種業界を問わず、幅広い取引実績があります。

　例えば、中古車販売事業者での事例では、買取査定にAIを活用。オークションでの落札価格をAIで予測したうえで、自動車の買取金額を算出します。これにより、買取査定にかかる人員・時間などのコスト削減につながっています。このほかにも、映画の動員数予測やIoT機器の故障予知などさまざまな事例があり、業種業界を問わず幅広い取引実績をもっています。酒巻代表取締役によると、「研究開発目的というものではなく、つくったらすぐにローンチできるような、よりサービスに近いものを提供できる」ことが強みです。

今後の目標は？

日本発のAIを活用したサービスをたくさんつくりたい。

　今、AIに対する注目度が高まっていますが、「AIは、未来を読むプログラム。過去のデータを学習して、高い確率の答えを出すということ。今、インターネットの普及により、膨大な量のデータが入手しやすくなった。今後、AIはブームではなく、あたりまえのものになっていく」と酒巻代表取締役。「なるべく会社を大きくして、日本中のサービスをAI化したい」と意気込みます。