Oneteamでは、コラボレーションツール「Oneteam」を提供しています。佐々木陽代表取締役によると、創業の背景は、「エンジニアやデザイナーといった専門職種向けのものではなく、広くビジネスパーソン向けのコラボレーションツールがなかった」こと。「シンプルで簡単に使えるものを」との思いを込め、サービスの提供を始めました。
どんな会社なの? 
佐々木 陽
代表取締役
BtoB向けSaaS型のコラボレーションツールを提供しています。
社名と同じ名称のサービス「Oneteam」は、グループメンバーを設定し、案件単位でテキスト、動画、ファイル、チャット、ストレージ(容量無制限)を使い、情報共有や議論を行うことができるコラボレーションツールです。一つのグループ内で、複数のトピックを立てることができます。
佐々木代表取締役によると、過去のやり取りが流れて埋もれてしまうのを防ぐために、「タイムライン型を採用していない」ほか、案件ごとにトピックを立てるため、「主題と関係のない議論ができない」ようにしていることがポイント。トピックから独立したかたちでのチャット機能もあるため、案件と直接かかわりのないやり取りは別途行うことができます。これらのほか、グループをまたいだ情報共有や管理権限の設定、モバイル対応、ビジネスチャット「Slack」やAPIを使った外部サービスとの連携なども可能です。
これまでの実績は?国内外で5000社が利用しています。
昨年9月に正式リリースして以降、多数の引き合いを得て、約1年間で国内600社が導入。サービスは英語にも対応していて、海外も含めるとその数は5000社にも上るといいます。佐々木代表取締役によると、従業員数3ケタから1000人未満くらいの中堅企業の利用が中心で、うち、「およそ7割が全社導入」とのこと。ユーザーからは、「会議の回数を減らしたり、事前の情報共有により会議を意思決定の場にできる」などの声があるそうです。
今後の方向性は?国内展開の加速とともに、海外に向けても比重を高めていきます。
佐々木代表取締役は、年内までに「新機能が続々と出る」と話します。これを機により大規模な企業のニーズにも応え、サービス利用層の拡大を図るなど、「一気に加速させていきたい」考えです。同時に、海外拠点の開設も視野に入れながら、海外向けの展開も強化していきます。
よろしくOneteam
会社のこだわりの一つが働き方で、11時から16時までのコアタイムを除けば、朝7時から夜10時までの中で勤務は自由。週に1度の出社日を設けていますが、リモートワークもOK。そのため、同社メンバーの働き方は多様です。そこには、「(自社商品が)同期非同期を問わず、仕事を前に進められることを前提にしているので、自分たちがその体現者でないといけない」という佐々木代表取締役の思いがあります。Oneteamは「コミュニケーションツール」でイッポ前へ!