年頭所感

今見える未来の、もっと先へ beyond the future horizon

2018/01/10 09:00

週刊BCN 2018年01月01日vol.1708掲載

 昨年は、「システム運用本部」を立ち上げ、「インフラ技術本部」「システム開発本部」の三本部制を確立した。これまで各事業に対して開発・運用があったものを集約したことで横ぐしでみることが可能になり、各事業で同じような開発・運用を行うといった無駄を減らすことによるコスト削減や体制強化を図っている。これにより、顧客の事業価値を高めるITを提供し、ともに成長することを実行する体制ができ た。

星野芳彦
社長

 また、従業員の生産性について、運用業務の工程をきちんと分析し、一人ひとりの強み・弱みを指標として明確化して、会社として把握することに努めた。これにより、得意分野はさらに伸ばし、弱いところは補っていくことができるようにした。

 この三本部の連携を強化し、各事業に積極的に入り込んで事業成長が可能なITを提供していく。そのためには、スピード・品質・コストについてきちんとした体制を確立する必要がある。海外でのオフショア開発でスピードを向上しコストを抑えるとともに、われわれは上流工程でより深く入り込み、いいものをつくっていきたい。

 今年も、「今見える未来の、もっと先へ」をキーワードとした。IT部門が積極的にビジネスに参加し、成果にコミットする体制を提供する。当社が要件定義を行って構築したITの仕組みだけでなく、ITを提供することによる顧客の事業成長まで当社の責任範囲であると認識し、顧客の成功に貢献していく。
  • 1

外部リンク

ヤマトシステム開発=http://www.nekonet.co.jp/index.html