当社が主力とするITインフラのビジネスは今後、徐々にシュリンクしていくと予想されるため、2017年はAIに焦点をあて、新しいビジネスの柱をつくる準備を進めてきた。18年は具体的な業務へのAIの活用に取り組み、しっかりと成長につなげていく。

藤田和夫
社長

 17年の大きなトピックは、創立30周年の節目を迎えられたことだ。新たにロゴを変更し、今後の成長に向けた基盤づくりを意識した。もう一つは、株主の資本構成が変わったことだ。新たにソフトバンクから出資を得たことで、AI/Watson事業が活発化したと実感している。

 当社としてとくに注力したのは、AIのベースになる学習データの構築だ。世の中で売れているチャットボットでは、学習データが非常に重要になる。そのため、学習データの分野でノウハウがあれば、市場で重要な役割を担えると考えているからだ。

 AIについては、今後、利用が途切れることはないとみている。まずはビジネスの裾野を広げて、その後、利用用途を広げて継続的にサービスを提供できると期待している。17年は社内に「AIラボ」を新設したので、今後はより多くの要望に対応していくつもりだ。

 このほか、ニーズが増えている画像認識やRPAとAIの連携にも力を入れていく。AIをベースにしたSIのお客様がこれから増えていくと思うので、18年はITインフラの構築から保守・運用までをワンストップで提供するマネージド・サービスも提供する予定だ。