年頭所感

イノベーションによる新たな価値の創造

2018/01/24 09:00

週刊BCN 2018年01月15日vol.1710掲載

 2017年11月に、当社は設立40周年を迎えた。この間、市場環境の変化に柔軟に対応しながら積極的にビジネスモデルを変化させてきたが、すぐれた製品・サービスの提供を通じて、お客様に貢献する最適なソリューションを提供するという姿勢は変えることなく、経営の中心に据えてきた。この方針は変わることはない。17年度(18年3月期)は、売上高、利益ともに順調に推移、7期連続の最高益の更新、過去最高の売上高達成が視野に入ってきている。会計事務所向け製品を中心に売り上げが伸長したほか、新規の顧客開拓などによりソフト保守の契約件数も増加し、ストック型のサービス収入も堅調に推移している。

是枝周樹
社長

 現在当社は、20年度に向け、売上高500億円、経常利益150億円の経営目標を掲げているが、そのためには既存のERP事業を徹底的に磨き上げるとともに、新たな事業領域を広げ、飛躍的な成長へと結びつけていくことが必須だ。ERP事業では、次世代新製品の開発を継続するとともに、マルチデバイスに対応できるクラウドサービスの提供など、事業のさらなる広がりを通じて顧客基盤の拡大を目指す。新規事業については、MJS M&Aパートナーズによる事業承継支援サービスの拡大や、ビズオーシャンが運営するビジネス情報サイト「bizocean」での新サービスなどを通じて、企業価値を高めていく。さらに、フィンテック関連事業でも積極投資を行い、MJSグループの成長を実現していく。18年は、新製品・新サービスを携え、新たな事業領域に積極的に挑戦する。
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外部リンク

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