19年、いよいよIoTが本格的な普及期に入る。18年は、製造業をはじめ、多くの業界が自動化とIoT活用によるデジタルトランスフォーメーションを模索していた。それらの取り組みは実証実験であったり、トライアルであったりと本番稼働段階ではないものが多かったが、面白い案件も多かった。IT業界全体ではオープンイノベーションの土壌ができ始め、センサーの低価格化も進んでいる。19年はこれらの動きがIoTの本格導入へとつながっていくだろう。

羅本礼二
社長
 IoTとセンサーの融合は、インターネットとスマートフォンの組み合わせ以来の劇的な変化である。これまで取れなかった情報をセンサーで吸い上げ、分析しアウトプットする。IoT(Internet of Things)とは言うが、その本質は情報(Information)にある。IoTを「Information of Things」として捉えなおすことで、その可能性はより広がっていくのだ。

 当社は、製造業などにおけるスマートファクチャリングに注力してきた。工場における設備状態の検知、情報の分析などはわれわれの得意とするところであり、ロボットと一緒に提供できるのが大きな強みである。18年は事業として軌道に乗せることができた。今後は製造業以外にもその提供範囲を広げていきたい。

 IoT(Information of Things)の本番はまさにこれから。IT業界は劇的な変化の時代を迎えており、今後はさまざまのビジネスチャンスが顕在化してくる。われわれはそれらを確実に捉え決して逃がさない。