「お客様の現場に寄り添う」とは、ユーザー企業の事業部門の“現場”に近いところで、アプリや分析基盤を構築。ユーザーの売り上げや利益に直結するような仕事の割合をより増やしていくという意味を込めた。

山田隆司
社長
 日々の業務に追われる現場では、業務アプリの構築に何カ月もかけるような手法は通用しない。ここが従来の基幹業務システムの構築と大きく違うところだ。例えば、サイボウズのクラウド型の業務アプリ構築基盤「kintone(キントーン)」や、ジェネクサスの超高速開発ツール「GeneXus(ジェネクサス)などを駆使して、その場で新しいアプリをつくる。必要なデータは既存の業務システムから引っ張ってきて、現場の担当者が分析。今日のビジネスに役立ててもらう。

 当社のビジネスでみても、kintoneやGeneXusをつかった高速開発のほうが、従来型のアプリ開発より粗利率が高い。ユーザー企業の多くが、早く作ることに価値を見出してくれるからだ。新しい業務アプリの完成イメージをその場で提示し、使い勝手を確かめながら完成度を短期間で高めていくことが、価値を生み出すことにつながる。

 これにJBグループが開発している分析系のアプリやクラウド、セキュリティーのサービスを組み合わせて、月額課金をベースとしたストックビジネスの比率も高めていく。従来の基幹系システムのビジネスに加えて、現場に寄り添い、即戦力となるアプリやサービスを矢継ぎ早に投入していくことで、ビジネスを一段と伸ばす。