われわれは今、大改革の時にある。近年のIT市場は活況を迎えている上、当社には豊富な仕入れ先、多くの顧客、素晴らしい社員がいる。まさに商機だと言うことができるし、このチャンスをものにしなければならない。

中村守孝
社長
 18年は、商社としてお客様とプロダクトの距離を縮めることで、当社のリソースを改めて見直し、それに応じた組織体制を構築してきた。アセットの定量的な分析を徹底することで、今の時代に即した攻めどころを見出せている。これらは、半導体業界の統合や買収を巡る大きな再編の中、しっかりと存在感を見せることができる強い企業へと成長する第一歩である。

 そして今後は、当社でしか提供できないユニークな価値「Only RYOYO」の創出へと動き出す。技術開発本部を設置・投資し、自社内の研究開発を促進させる。そのほか、M&Aなどのさまざまな可能性を模索しており、設計開発の一部を内製化することで商社にとどまらないOnly RYOYOとしての価値を身に着けていく。海外へのアプローチにも積極的に取り組んでおり、これまで展開していたASEAN地域や中国のほかに、欧州へと進出する。具体的には、19年2月にドイツの現地法人を立ち上げを予定。新たなマーケットに飛び込んでいく。

 当社は19年2月に次期中期経営計画を走らせる。本計画は経営改革の集大成となるもので、そのスタートラインに立った。単純なモノの横流しではなく、その次のステップへと進化していきたい。