2015年設立のMacbee Planet(マクビープラネット)は、データ解析を駆使しながら、広告を活用したウェブマーケティングのコンサルティングを手掛ける企業です。自社開発のITツールと組み合わせて、顧客の売り上げ拡大をサポート。近い将来には海外進出も目指しています。
どんな会社なの?マーケティングツールを自社開発して提供しながら、企業の売り上げ向上を支援しています。
Macbee Planetでは、「アナリティクスコンサルティング事業」と「マーケティングテクノロジー事業」の大きく二つの事業を展開。広告運用を中心としたウェブマーケティングに関するコンサルティングと、自社開発したサービスを提供しています。
自社サービスは、ビッグデータ解析で広告運用を最適化する「ハニカム」、サイト訪問者の属性や行動を分析し、情報を提供するウェブ接客ツールの「Robee(ロビー)」を提供しています。
また、Robeeの機能として、サブスクリプションコマース向けに、解約を検討する顧客の解約理由を分析し、チャットボットなどで解決を図る解約防止機能を提供しているほか、現在、広告主とインフルエンサーを結び付ける、インフルエンサー解析プラットフォームを開発中です。
こうしたツールは自社のコンサルティングにおいても活用していて、「ツールがあるからこそ、ハイバリューのコンサルティングを提供できる」(小嶋雄介代表取締役)としています。
導入実績は?ハニカムは約300社、Robeeは約200社で導入されています。
顧客層としては、美容系や金融系の企業が多いそうです。特にRobeeについては、「CV(コンバージョン)レートを改善するコンサルティング能力に強みがある」といいます。
今後の方向性は?
小嶋雄介
代表取締役海外展開にチャレンジします。
小嶋代表取締役は、「広告の健全化を図る上では日本のマーケットだけに目を向ける必要はない」と話し、会社の成長を見据える上でも、海外へチャレンジしてプレゼンスを高めていく方針です。
進出先としては東南アジアに注目していて、「来年には絶対進出する」と意気込みます。
よろしくMacbee Planet
これまで約15年間にわたり、広告・マーケティングに携わってきたという小嶋さん。「デジタルシフトが進む中で、誰もがSNSで発信できるようになり、情報があふれている。情報の正しさやありがたみがどんどん薄れていて、情報の価値が下がっている」と指摘。
各人が求める正しい情報をワントゥワンで提供していくことで「社会が変わるのでは」と考え、コンサルティングに自社開発のツールを駆使して、その実現を目指します。Macbee Planetは「ウェブマーケティング」でイッポ前へ!