Stockは2018年4月から情報共有ツールを提供し、現在までに5万社を超えるユーザーを抱えています。強みは「誰でも使える簡単さ」で、非IT企業を中心に、「チームの情報を簡単に残す方法がない」という課題に応えています。澤村大輔社長にお話をうかがいました。
どんな会社なの
情報共有ツール「Stock」を運営している会社です。
澤村大輔 社長
同社の提供するStockは、PCやスマートフォンのアプリを使い、チーム内で情報を共有できるツールです。チーム間で共有したい情報のテーマごとに「ノート」を作成し、テキストを入力したりファイルを添付したりして情報をまとめ、ストックしていくことができます。また、作成した各ノートにひも付く形で、タスクの設定・管理や、チャットでのメッセージのやり取りも行うことが可能です。
簡単・シンプルな機能とUIで、「ITの専門知識がなくてもすぐに使える」ことが特徴。また、チャットツールのように情報が流れていくことなく情報を共有できることで、「チームの情報を簡単に残す方法がない」という課題の解決を支援します。
料金プランは、チームの人数規模やストレージ容量のほか、利用できる情報管理やセキュリティ機能の種類などに応じて複数のプランをそろえ、中小企業から大企業まで幅広いニーズに対応。また、40ノートまで無料で使えるフリープランも用意していて、お試し利用も可能です。
導入実績は
5万社で導入されています。
Stockは2018年4月に正式リリースし、すでに5万社を超える導入実績があるといいます。このうち、非IT企業ユーザーがおよそ9割を占めるとのこと。同社ではこれまで広告費の投入は行っておらず、口コミを中心にユーザーを拡大してきたそうです。
今後の方向性は
今ある機能の状態で、より使いやすく骨太にしていくことを目指します。
「世界中のチームの情報共有のストレスを取り除く」ことがミッション。チームのほとんどは非IT企業であり、その悩みを解決する上では「絶対にシンプルであることは失わない」と話します。そのため、Stockは今後、機能を強化してできることを増やしていくというよりも、今ある機能をベースとして、より使いやすさを向上していく方針。最近増えているという多人数での利用など、「細かいニーズに応えていく」としています。
よろしくStock
ここまでのビジネス展開で、「思っていた以上に、チームの情報を簡単に残せないということに、非IT企業を中心とした方々が悩まれていることがわかった」と澤村さん。ユーザーのさらなる拡大に向けて大きな手応えを感じているようです。Stockは「情報共有ツール」でイッポ前へ!