次の3カ年の中期経営計画が、新しい経営体制で始まる年であることから、2021年のキーワードは「次のステージ」とした。新中計が始まる21年4月1日付で、岡本安史副社長に社長のバトンを引き継ぎ、次の成長のステージへと進む。

桑野 徹 会長兼社長

 足元の中計で目指した連結売上高4300億円、営業利益率10%は1年前倒しで達成済みだ。コロナ禍に遭遇した中計最終年度(21年3月期)も業績を大きく落とすことなく乗り越えていきたい。

 当社は、26年までの長期のグループ経営ビジョンを定めている。先進的な技術やノウハウを駆使し、ユーザー企業のビジネスの革新と市場創造を掲げ、これを実現するために当社の強みを存分に生かした注力事業を一層強化。国内外で認められる有力SIerとしてのポジションを確固たるものにする。海外事業については、26年に海外売上高1000億円、ASEAN市場でSIerトップグループに入る目標を掲げている。

 26年まで、あと2回分の3カ年中計がある。その過程でグローバルで今以上に存在感がある企業になるために、人材の多様化を進めスキルを一段と高度化。顧客や社会を魅了するような新しいサービスを創り出していく。

 19年にはTISインテックグループの基本理念を明文化した。企業は幸せ追求の社会システムであり、未来の景色を鮮やかに彩るようなサービスを創り出すことで、成長につなげていく。

 基本理念をグループの礎とし、グループが一体となって長期経営ビジョンの目標を達成していきたい。