年頭所感

【2021年 年頭所感】 フューチャーアーキテクト 真の改革の立役者

2021/01/22 09:00

週刊BCN 2021年01月18日vol.1858掲載

 2020年は新型コロナの感染拡大で一気に環境が変わり、春から夏にかけては新規プロジェクトの立ち上げに遅れが出るなどの影響があった。特に、19年まではアパレルの顧客が多く好調だったが、20年はコロナの影響でかなり縮小。一方で、業種を問わず、長年使用してきた古い基幹システムを刷新するいわゆる「2025年の崖」系のプロジェクトは増加し堅調だった。

神宮由紀 社長

 IoTやAIといった技術をきっかけに受注に至るケースも増えている。19年ごろまではPoCブームだったように思うが、実際に工場の中にIoTを導入したり、ビジネスにAIを組み込んだりと、きちんと実装するところまできたのが20年だった。コロナの影響も相まって、経営課題として捉えて本気でデジタル化をしないといけないという意識が、経営者の中で広がってきたのではないかと実感している。

 今年は、日本全体で本当の意味での改革、DXを進めていかないといけない年になる。コロナの影響で一時的に和らいでいるが、日本はもともと人口減で、働き手が不足している状況にある。その中でどうやって効率的に事業活動を行っていくかということが求められており、いまデジタル化しないといずれ沈んでしまう。当社は「真の改革の立役者」として、その改革をリードしていきたい。

 長年の積み重ねの中で知財やナレッジがたまってきており、それを使ったコンサルティングやサービスの提供も活性化していくだろう。本気でDXに挑む企業のパートナーとして、改革を推進していく。
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外部リンク

フューチャーアーキテクト=http://www.future.co.jp/