当社は今年4月に、NECネクサソリューションズになって20周年を迎える。新たな中期経営計画が始まる年でもあり、次の10年、20年に向けて、今まで経験のない領域への挑戦を主体的に進めていきたい。その思いから、今年のキーワードは「新たな景色を見にいこう」とした。

木下孝彦 社長

 昨年は、ビジネスに必要なIT基盤を月額で利用できる「クラウドプラットフォームサービス」をリリースし、サブスクリプション型のビジネスを本格的に開始することができた。21年は、そうしたサービスビジネスへのシフトを一層進めることがテーマになる。その上では、お客様へのアプローチの仕方や売り方、ソリューションのつくり方など、さまざまな点で今のわれわれとは異なる文化が必要になる。新しい組織を立ち上げる、あるいはNECグループ企業や外部から当社にはない能力を持ってくることも検討しながら、サービス化を加速していきたい。

 また、サービスビジネスを進めていくと、従来の当社の主要顧客である中堅企業だけでなく、一部の大手企業や中小企業にも広げていけるのではないかと見ている。特に中小の市場におけるニーズはまだしっかりと把握できていないので、自社のマーケティング機能の強化やパートナーとの連携の仕組みを整備していく。

 現在は既存ビジネスが6割強、サービスビジネスが35%程度で、その他が5%あるといった状況だが、少なくとも5年後にはサービスビジネスが5割を超えているような形にもっていきたい。